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ELICからお知らせ

卒業生2人が遊びに来てくれました!

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みなさん、こんにちは。
11月も下旬になりましたが、急に冬になってしまい、びっくりしましたね。秋はどこへ行ったの???

さて、今年も公務員試験の最終合格発表時期を迎えました。おかげさまでELICでは、今年もたくさんの学生が合格することができました。

そんな時に、今年3月に公務員になった卒業生2人が遊びに来てくれました。伊神君と菊地君です。


Q:まず、今、働いているところを教えてください。
A;中部国際空港で検疫の仕事をしています。厚生労働省の名古屋検疫所の職員です。セントレアには、その支所があります。

Q:「検疫」ですか?
A:はい。海外から空港に着いた乗客で、体調の悪い人を見つけ出して、検疫感染症の疑いがないかどうかを調べる仕事です。

Q:何か難しそうな仕事で、イメージがわかないのですが・・・。
A:具体的には、飛行機を降りて通路を歩いてくるお客様の中から、サーモグラフィーと目視、声掛けによって、発熱のある方、体調の悪そうな方を見つけ出します。そのような方は、何らかの病気にかかっている疑いがあるからです。

Q:どんな病気ですか?
A:風邪などなら問題はありませんが、より重大な感染症にかかっている可能性があります。ペストやデング熱、マラリアといった病気は聞いたことがありますよね? 法律ではもっとたくさんの病気が指定されているのですが、それらの病気が国内に持ち込まれないようにチェックしているのです。

Q:それは重要な仕事じゃないですか! やりがいがありますね!
A:はい!(笑)

Q:実際には、どれくらいの方が声をかけられるのですか?
A:だいたい、月に20~30人というところですが、多いと80人ということもありました。

Q:えっ、そんなにたくさんの方が病気に感染していたのですか?
A:いえ、別室で医者が検査をした方がそれだけいたということで、対象である感染症の疑いがあった方はいませんでした。もし疑いがあれば、常滑市民病院や知多厚生病院に運びます。

Q:そうですか、安心しました。最後に、勤務体制や何かエピソードなどがあれば教えてください。
A:勤務は24時間交代制で、10時から翌日の10時30分までが勤務です。23時から翌朝6時までが仮眠なのですが、時々、早朝に到着する便があり、その時は4時30分から勤務が始まります。眠いです(笑)。それから、現場での仕事以外に、電話で相談を受ける健康相談業務があります。蚊に刺された、犬にかまれた、入国できるか、などの相談ですが、難しい内容は医者に任せるしかありません。

Q:そうなんですね。お二人が、私たちの安全のために頑張ってくれていることが、よくわかりました。これからも、しっかりとお願いします。今日はありがとうございました。
A:ありがとうございました。

明るい顔で話してくれたお二人、これからも健康に留意して頑張ってください。私たちの安全は、あなた方にかかっています! また、遊びに来て下さいね。


↑瀬木先生、田口先生と一緒に

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